【体験談】フリーランスエンジニアのリアルな副業事情

ディスクワークをする男性 キャリア

つい最近、副業で参画していた案件が契約終了となりました。

「なんとなく契約終了になりそうだな。。。」と思っていたのですが、実際に契約終了となるとショックです。

実は、私自身何度かエンジニアとしての副業経験があります。

3つ案件ほど参画させていただいて、全て準委任契約での契約です。(仕事内容は本業の開発業務と変わりません。)

そして、副業を受けていくうちにエンジニアとしての副業に抱いていた理想と現実が分かりました。

今から発表します。

  • これからエンジニアとして副業したいがちょっと怖い
  • 副業で稼ぎたい
  • フリーランスエンジニアに興味がある

人はドンピシャな内容なので、是非ご覧ください。

副業で生活はどう変わった?

当たり前の話ですが、副業を始めると日頃の生活は結構変わりました。

それは、生活の余裕やスキルアップといったメリットもたくさんあります。

一方、副業を始めてのデメリットもあるのも事実です。

今回はあまり注目されることのないデメリットを中心にご紹介していきます。

体調を崩しやすくなった

副業をして、睡眠不足になったおかげで体調を崩しやすくなりました。

幸いにも大病はせずに微熱や頭痛で済みました。

あとメンタル的にも病んできたため「睡眠って本当に大事だなぁ」と実感されられました。

対策!

体調管理=時間管理!ということで時間をしっかり守るようにしましょう。

副業を始めると、本業ではついついダラダラと作業をして就業時間をオーバーしてしまうこともしばしば。

それって、副業にも必ず連鎖します。

そうならないために、まず本業、副業の時間を守りましょう。

効果的だった方法

ズバリ「1時間区切り法」です。

例えば、平日3時間の副業を行うとしましょう。

その場合、50分作業 → 10分休憩 を3回繰り返して、短期集中を測る働き方です。

これ予想以上に集中できます。

私の場合、本業にも取り入れた程です。

コツもテクニックもいらずすぐに始められますので、取り入れて損はないと思います。

支出が増えた

収入は増えますが、ストレスや負担が増えるのも事実。

その結果、結構支出も増えました。

私の場合、月収28万円ほど増えたのですが思ったよりも貯金できませんでした。

飲み代、自分へのご褒美、旅行などで休日の支出が一気に増えました。

対策!

支出を減らす一番の対策は「ストレスを溜めない」こと。

なんなら、副業を減らしてでもストレスが溜まることを防いでもいいくらいです。

そして、副業を通して「あ、これってストレスだったんだ」と気づく場合があります。

私の場合は、長時間のミーティングでした。

無意味というか、ダラダラというか、とにかく1時間以上のミーティングはかなりストレスを感じていました。

それを知るだけでも大きなポイントです。

効果的だった方法

「ストレス軽減のために副業を減らせ」といきなり言われてもほぼ不可能でしょう。

そんなあなたに散歩をお勧めします。

散歩にはセロトニン、ドーパミン、β-エンドルフィンなどの神経伝達物質を分泌する作用があり、

幸福感や爽快感を感じることができます。

それと、下半身の筋肉は体の中でも一番衰えるのが速いと言われているため、それを防ぐことも可能です。

思った以上に効果があるため、是非試してみてください!

副業の厳しさを感じたポイント

もちろん副業も仕事なので厳しさを感じる部分はあります。

むしろ、副業の方が厳しかったりもします。

これから私の体験を含め、特に厳しさを感じたポイントをご紹介します!

本業よりも実力主義


副業はクライアント先や顧客と触れ合う時間も短くなるため、

「日頃頑張ってるな」とか「成長してるじゃん」という“経過”が見えずらくなります。

そのため、プロジェクトの稼働時間に対しての成果物がかなり重要です。

私の場合、1つの課題に対してかなり時間を掛けてしまい、見積もりの工数を結構オーバーしてしまいました。

ちゃんと理由を説明して、徹夜を何度も行いなんとか納品できたのですが、

これが厳しいクライアントだったら即アウトでしょう。

頑張っている」「成長している」は自分や自分を見てくれている人に通用する言葉です。

そのため、副業では「結果」にフォーカスしてみましょう。

扱いが雑な場合もある

正直、副業としてジョインする場合、正社員や本業としてジョインしている人よりも優先順位は下になります。

そんな露骨に下と見られている訳ではないです。

ただ、プロジェクトの説明が足りなかったり、質問の回答を後回しにされたりと、

「あ、優先順位下だなぁ」と思う場面は多々ありました。

これは、決してクライアントが悪い訳ではなく

”副業”としてジョインする人の宿命と思っておいた方が良いでしょう。

「働く時間が短い」「いつでも契約解消できる」立場だと、どうしても優先順位は下になります。

それよりも、「優先順位が下なりの仕事の進め方」を考えた方が得です。

多少なりと本業に影響する

はっきり言って、“副業が本業に全く影響しない”は不可能です。

睡眠時間や労力だって削るし、時には日中帯にミーティングも入ってきます。

そして、時間や労力など実感しやすいリソースだけでなく

本業中に「あぁ、この後副業もあるなぁ」と思うことで、

集中力やメンタルなどが慢性的にすり減ることもしばしばでした。

もちろん、本業も副業もお互い干渉しないように効率的に仕事を進めることは超大事!

しかし、「本業に全く影響しない範囲で頑張ろう」の思考は、逆に思い詰めることになります。

これだけは気をつけてほしいポイント

レスポンスは早く!連絡は自分から!

ついつい副業の連絡って後回しにしがちです。

しかし、先ほども言ったように副業の人材への連絡は優先順位が低くなりがち。

こちらまで連絡の優先順位を低くしてしまったら、契約解除の可能性が高くなります。

私の場合、コードレビューや仕様確認の時間は自ら連絡を取って時間を設定していました。

なぜなら、そうしないと案件が進まなく結果が残せないから。

副業では、クライアントに食らいつくくらいの気持ちで連絡を取ることをおすすめします。

気は遣いすぎるくらいでOK

副業ではメンバーと接する時間が短い分、一つ一つの言動が結構影響してきます。

そのため、連絡のメッセージやミーティングの言葉遣いも普段の1.2倍くらい丁寧くらいがちょうどいいかも。

私が一度経験したことが、副業メンバーとの会話中になんとなく、

「開発をゴリゴリするよりも、AIエージェント的に顧客と直接関わる仕事も面白そう」的は発言をしました。

すると、次のミーティングで

「開発にこれ以上携わりたくないって感じですか?」という突拍子もない噂が出ました。

本業で関わっているメンバーは、私の性格や開発経験も知っているため、雑談で終わるレベルの会話でしたが

副業で接する機会が少ないメンバーにとっては、雑談が今後の開発方針にまで関わったようです。

このような例はかなり稀ですが、一言一句が評価に直結しやすいのは確かです。

会話する機会や時間が短いぶん「何気なく」の発言には気をつけましょう。

「一生続ける?」と常に自分に聞き続ける

副業の目的は何でしょうか。

確かに、一時的にお金が増えることは大きなメリットにもなります。

しかし、私の場合すぐに「お金をもらっていてもキツイな」と思うようになりました。

(病みながらもなんとか続けてはいたのですが)

副業ってよほど生活に困っていない限り、「しなくていいこと」だと思うんです。

逆に、家族の時間や自由時間などお金に変えられない時間を犠牲にだってします。

だから、無理に続けず「一生この副業続ける?」と自分に問い続けてほしい!

もちろん、副業にチャレンジすることは素晴らしいこと。

だけど、お金のために体調を崩したり、家族を犠牲にしたりと負担ばかり多くなるのも微妙ですよね。

それよりも、

「自分が本当にやりたいこと」「楽しすぎて時間を忘れること」

に出会うきっかけとして副業を続ける方がお金以上の何かを手に入れれる気がしてます。

(私の副業の反省も兼ねて、、、。)

結果:エンジニアの副業は楽しんだもん勝ち!

今回は副業のデメリットを多めに紹介しました。

実際に私が体験したことが中心だったため、かなりリアルな情報だと思います。

そして、一番伝えたかったことは「副業は楽しんだもん勝ち!」ということ。

副業で収入が増えることは当たり前。

しかし、副業を頑張り続けるには「収入を超えた何か」が必要になってきます。

そして、「収入を超えた何か」を見つける方法は私は一つしか知りません。

それは、副業を探し続けること。

トライアンドエラーで出会う方法が最も近道だと思っています。

是非、副業で色んなことにチャレンジして「収入以上の何か」を掴みましょう!

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